最新ウイルス情報

 ここ数ヶ月でウイルスによる被害が増大しています。 このページでは危険度の高いウイルスについてお知らせしています。また、ご自分だけではウイルス対策に心配な方には、パソコンレスキューがあなたの代わりに ウイルスの対策や予防を行ないます。詳しくは ウイルス駆除・予防サービスの案内ページにてご案内しています。または080-2566-5013までお電話ください。

出張ウイルス駆除・予防サービス
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●最新ウィルス情報!

  2002年11月15日に株式会社シマンテック社では、被害報告が急増している1種類のワームを警告しています。“W32.Brid.A@mm”の危険度を2から3に引き上げて設定。
  また、2002年11月20日には“W32.Brid.A@mm”の亜種である“W32.Brid.B@mm”の危険度を2に設定していると共に警告しています。
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/index.html

W32.Brid.A@mmの概要■

 W32.Brid.A@mmはW32.FunLove.4099というワームをわずかに改変したバージョンを含む大量メール送信ワームで11月4日に発見されてから急速に被害が増えているワーム(ウイルス)です。

 このワームは、「W32.Brid.A@mm」 という呼び名の他に、PE_BRID.A [Trend], W32/Braid@mm [McAfee], W32/Braid-A [Sophos], Win32.Braid.A [CA], I-Worm.Bridex [AVP] 等とも呼ばれています。(BridまたはBraidの読み方はブライド)

 このワームに感染すると、「Outlook」のアドレス帳に登録された全員のメールアドレスや「.htm」、「.dbx」ファイルで発見した全てのメールアドレスに自分自身を添付して大量にメールを送信することの他に感染先システムに幾つかのファイルを挿入しようとしたり、レジストリを改変しようとします。このワームは独自のSMTPエンジンを持っていて、メールサーバーのアドレスを取得して直接メールサーバーに接続しようとします。
 このウイルスに感染するOSは、Windows 95, Windows 98, Windows NT, Windows 2000, Windows XP, Windows Meです。Windows 3.x, Macintosh, Unix, Linux等のOSには感染しませんが、これらのウイルス付きのメールが来ても、感染を広げないためにも他の人に転送しないように注意してください。

送信されるメールには次の特徴があります。

W32.Brid.A@mmメールの特徴

差出人: [Windows 登録ユーザ名]
件名: [Windowsに登録されている会社名]
本文:
Product Name: [Windows バージョン]
Product ID: [Windows ID]
Product Key: [キー]
Process List: [プロセスのリスト]

上記の角括弧内[]には、感染したコンピュータから収集された情報が表示されます。また、このメールにはワームファイルが添付されています。

添付ファイル: Readme.exe
添付ファイルのサイズ: 114,687 バイト


 このワームはマイクロソフト社の「InternetExplorer」の既知の脆弱性を利用しているため、セキュリティパッチが適用されていない状態でワームのメールを開くと添付ファイル(ワーム自身)が自動的に実行されてしまいます。 上記のようなメールが届いた場合は、メールを開いたり、プレビューしないようにしてください。

このワームが利用する脆弱性についての詳細は、マイクロソフト社のセキュリティ情報をご覧ください。
http://www.microsoft.com/JAPAN/technet/security/bulletin/ms01-020.asp

このW32.Brid.A@mmに感染すると次のような症状があらわれる場合があります。

  1. コンピュータの速度が低下し、時々応答しなくなる。
  2. コンピュータが異常修了したり、コマンドに一切応答しなくなる
 

W32.Brid.B@mmの概要■

 W32.Brid.B@mmはW32.Brid.A@mmの亜種です。このW32.Brid.B@mmに感染すると独自のSMTPエンジンを使い、「.htm」と「.dbx」ファイルで発見したメールアドレスに自分自身を添付して大量にメールを送信します。また、この亜種は様々なウイルス対策プログラムやセキュリティプログラムの動作を停止させようとします。
 W32.Brid.A@MMとは異なり、W32.Brid.B@mmは感染先コンピュータにW32.Funlove.4099またはW32.Funlove.intをコピーしません。また、別の呼び名としてW32/Braid.b@MM [McAfee] があります。
  このウイルスに感染するOSは、Windows 95, Windows 98, Windows NT, Windows 2000, Windows XP, Windows Meです。Macintosh, OS/2, Unix, Linux 等のOSには感染しませんが、これらのウイルス付きのメールが来ても、感染を広げないためにも他の人に転送しないように注意してください。

送信されるメールには次の特徴があります。

W32.Brid.B@mmメールの特徴

件名: [Windowsに登録されている会社名]
本文:
Hello,

My name is donkey-virus.
I wish you a merry Christmas and happy new year.

Thank you.

添付ファイル: Readme.exe
添付ファイルのサイズ: 90,111バイト

 上記の角括弧内[]には、感染したコンピュータから収集された情報が表示されます。また、このメールにはワームファイルが添付されています。尚、差出人については、正体を隠すために差出人のアドレスを偽造しています。

このW32.Brid.B@mmに感染すると次のような症状があらわれる場合があります。

  1. W32.Brid.B@mmが実行されると次の画像が表示されます。
  2. Windowsのデスクトップに次のファイルを作成されます。
    ・Madam.eml
    ・Madam.exe (W32.Brid.B@mmのコピー)
  3. W32.Brid.B@mmはバグも含んでいるため、メール送信終了後、ランタイムエラーが発生する。


 2002年10月3日に株式会社シマンテック社では、被害報告が急増している1種類のワームを警告しています。
“W32.Bugbear@mm”の危険度をに設定。

http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/index.html

W32.Bugbear@mmの概要■
 W32.Bugbear@mmは大量メール送信ワームです。このワームはネットワークの共有を使って、感染を広げる能力を持っています。また、キーストロークのログ生成機能やバックドア機能も持っています。このワームは様々なアンチウイルスソフトやファイアウォールプログラムのプロセスなどを停止させようとします。
このワームはMicrosoft Visual C/C++ 6プログラム言語で書かれており、UPX v0.76.1-1.22で圧縮されています。
 このワームは、他にW32/Bugbear-A [Sophos], WORM_BUGBEAR.A [Trend], in32.Bugbear [CA],W32/Bugbear@MM [McAfee], I-Worm.Tanatos [AVP], W32/Bugbear [Panda], Tanatos [F-Secure]とも呼ばれています。
 このウイルスに感染するOSは、Windows 95, Windows 98, Windows NT, Windows 2000, Windows XP, Windows Meです。また、Macintosh, Unix, Linux等のOSは感染しませんが、これらのウイルス付きのメールが来ても、感染を広げないためにも他の人に転送しないように注意してください。

このウイルスの具体的な症状として、

1.大量にメールを送信をする。
 ワームが作成するメールは、脆弱なシステム上で添付ファイルが自動的に実行されるようにするために「不適切な MIME ヘッダーが原因で Internet Explorer が電子メールの添付ファイルを実行する」という脆弱性を利用してもしなくても作成されます。この脆弱性についての詳しい情報と対策は次のページをご覧ください。
http://www.microsoft.com/JAPAN/technet/security/bulletin/MS01-020.asp

2.アンチウイルスソフトやファイアーウォールプログラムなどのインターネットセキュリティーソフトを停止させ、不正侵入を許してしまうようになる。
 オペレーティングシステムがWindows 95/98/Meの場合、ワームはローカルコンピュータ上にキャッシュされているパスワード情報を入手しようとします。この情報には、キャッシュされているパスワードにはモデムおよびダイアルアップ接続パスワード、 URL パスワード、共有パスワードなどがあります。

3.感染しているパソコンとネットワークが繋がっている全てのパソコンに感染しようとする。
 これによって、共有しているプリンターが正常に動作しなくなり、無意味なデータを印刷しだしたりすることもあるようです。

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 2002年10月1日に株式会社シマンテック社では、被害報告が急増している1種類のワームを警告しています。
“W32.Opaserv.Worm”の危険度を3に設定。

http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/index.html

W32.Opaserv.Wormの概要■
 W32.Opaserv.Wormはオープンなネットワーク共有を介して感染を拡大するネットワーク認識型ワームです。このワームは自分自身をリモートマシン上にScrsvr.exeファイルとしてコピーします。また、このワームはwww.opasoft.comからアップデートをダウンロードして自分自身のデータを更新しようとします。ただし、このサイトが既に閉鎖されている可能性があります。

このワームに感染していると、次のような徴候が見られます。

  1. Cドライブのルートディレクトリにscrsin.datおよびscrsout.datファイルが存在する場合、ローカルコンピューターに感染・実行しています。
  2. Cドライブのルートディレクトリにtmp.iniファイルが存在する場合、リモートホストからの感染を示します。
  3. HKLM\Software\Microsoft\Windows\Current Version\Runレジストリキーに、ScrSvrまたはScrSvrOldという値が含まれ、その値にc:\tmp.iniに設定されています。

 このワームは、他にW32/Opaserv.worm [McAfee], W32/Opaserv-A [Sophos], Win32.Opaserv [CA],WORM_OPASOFT.A [Trend] とも呼ばれています。
 このウイルスに感染するOSは、Windows 95, Windows 98, Windows NT, Windows 2000, Windows XP, Windows Meです。また、Windows 3.x, Microsoft IIS,Macintosh, Unix, Linux等のOSは感染しません。

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2002年7月15日株式会社シマンテック、被害報告が急増している1種類のワームを警告しています。
“W32.Frethem.K@mm”の危険度を3に設定。
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/index.html

W32.Frethem.K@mmの概要■
W32.Frethem.K@mmは、独自のSMTPエンジンを使用してMicrosoft Windowsのアドレス帳又は.dbx、.wab、.mbx、.eml、.mdbファイルで発見したメールアドレス全員に自分自身を送りつけます。

W32.Frethem.K@mmメールの特徴

件名:Re: Your password!
本文:
ATTENTION!

You can access
very important
information by
this password

DO NOT SAVE
password to disk
use your mind

now press
cancel
添付ファイル: decrypt-password.exe, password.txt
添付ファイルのサイズ: 48,640 バイト

このワームは、電子メールで届いたときに受信者がメールを読んだりプレビューするだけでワームが自動的に実行されるように、IFRAMEの脆弱性とMIMEの脆弱性を使用します。上記のようなメールが届いた場合は、メールを開いたり、プレビューしないようにしてください。

MIME関連の脆弱性に関する情報および修正プログラムについては、次のWebページをご覧ください。

http://www.microsoft.com/JAPAN/technet/security/bulletin/MS01-020.asp

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2002年4月26日株式会社シマンテックは、被害報告が急増しているワームを警告しています。
“W32.Klez.gen@mm ”の危険度をに設定。
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/index.html

W32.Klez.gen@mmの概要■
 W32.Klez.gen@mmは、W32.Klez.gen@mm は、Norton AntiVirusでW32.Klezのあらゆる亜種を検出するときに使用される汎用検出名です。W32.Klez.gen@mmに感染していると通知された場合、ほとんどの場合、W32.Klez.E@mm あるいはW32.Klez.H@mmに感染しています。
 また、共通する症状としては、Windowsのアドレス帳を探し、発見した全メールアドレス宛てに電子メールを送信します。このワームは電子メールの送信時、独自のSMTPエンジンを使います。この時送られるメールの件名は、添付ファイルのファイル名に基づいて決まっているため一定していません。添付ファイルのファイル名の末尾は.bat, .exe, .pif, .srcのいずれかです。そして、感染先のコンピュータ上で発見したネットワーク共有ドライブ全てに自分自身をコピーしようとします。亜種によっては、W32.Elkern.3326 /W32.Elkern.3587/ W32.Elkern.4926 のウイルスを感染先コンピュータ上に投下します。

W32.Klez.E@mmの概要■
 W32.Klez.E@mmは W32.Klez.A@mmの亜種の一つで、大量メール送信型ワームで、自分自身をネットワーク共有にもコピーします。大量メール送信に使用されるメールの件名、本文、添付ファイル名はランダムです。このワームはファイルを上書きし、元のファイルを隠しファイルとして保存します。
  また、W32.Elkern.3587と似た動作をするW32.ElKern.3326ウイルスを感染先コンピュータ上に作成します。さらに幾つかの有名ウイルス駆除ソフトを無効にしようとしたり、ファイルの内容をゼロで書き換えてしまう発病症状を持っています。
 そして、Windowsのアドレス帳、ICQデータベース、ローカルファイル(.htmlやテキストファイル)から探し出したメールアドレスすべてに対し、自分自身を添付した電子メールを送りつけます。このワームは独自のSMTPエンジンを使い、利用可能なSMTPサーバを推測することでメール送信を実行します。このときに使用される差出人のアドレスは、感染先コンピュータ上で発見したメールアドレスからランダムに選択されたものが使用されます。そのため、メールの受取人と差出人として使われたメールアドレスの持ち主の間にトラブルが発生しています。

W32.Klez.H@mmの概要■
 W32.Klez.H@mmは、W32.klez.E@mmの改造バージョンで、電子メールとネットワーク共有を介して感染を拡大します。また、ファイルに増殖する能力も持っています。

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2001年12月6日株式会社シマンテック、被害報告が急増している1種類のワームを警告しています。
“W32.Goner.A@mm”の危険度を4に設定。
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/index.html

株式会社シマンテックは、感染被害が拡大している1種類のワーム、「W32.Goner.A@mm」の危険度を3から4に上げて警告するとともに、駆除方法について告知しています。

W32.Goner.A@mmの概要■
W32.Goner.A@mmはVisual Basicで書かれた大量メール送信型ワームで、既知のPEファイル*圧縮プログラムを使って圧縮されています。このワームは、Microsoft Outlookを使った電子メールだけでなく、ICQネットワークを介しても感染を拡大するおそれがあります。またIRCクライアントプログラムがインストールされている場合には、そのコンピュータをサービス拒否攻撃(DoS)の踏み台として使えるようにするmIRCスクリプトを挿入します。このワームの制御に使用されていたIRCチャンネルは現在、その活動を阻止するために閉鎖されています。さらに W32.Goner.A@mm は、実行されるとファイルコピーを行い、一般的なウイルス対策製品ならびにファイアーウォール製品のファイルを削除するようにレジストリを書き加えてしまいます。

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2001年11月26日株式会社シマンテック、被害報告が急増している2種類のワームを警告しています。
“W32.Badtrans.B@mm”と“W32.Aliz.Worm”の危険度を4に設定。
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/index.html

株式会社シマンテックは、感染被害が拡大している2種類のワーム、「W32.Badtrans.B@mm」と「W32.Aliz.Worm」の危険度を3から4に上げて警告するとともに、駆除方法について告知しています。

W32.Badtrans.B@mmの概要■
W32.Badtrans.B@mmは自分自身を添付ファイルとして電子メールで送りつけるワームで、MAPIプログラム内で発見したアドレスから電子メールを勝手に送信する。その際添付ファイル名には、数種類のファイル名のいずれかに拡張子が追加された名前が使用される。またこのワームに感染すると、キー操作のログを作成するトロイの木馬をインストールする。さらにワームは、MIMEヘッダーに関するセキュリティホールを利用して、ユーザがメールを読んだりプレビューしたりするだけで添付ファイルが自動的に実行されてしまう。

W32.Aliz.Wormの概要■
W32.Aliz.Wormは大量にメールを送信するワームで、Windowsのアドレス帳に登録されているメールアドレスに対して自分自身を勝手に送信。またこのワームも、MIMEヘッダーに関するセキュリティホールを利用して、ユーザがメールを読んだりプレビューしたりするだけで添付ファイルが自動的に実行されてしまう。

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2002年7月9日株式会社シマンテック、被害報告が急増している1種類のワームを警告しています。
“W32.Goner.A@mm”の危険度を3に設定。
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/index.html

株式会社シマンテックは、感染被害が拡大している1種類のワーム、「W32.Liac.A@mm 」の危険度を3に設定して警告するとともに、駆除方法について告知しています。

W32.Liac.A@mm の概要■
W32.Liac.A@mm はVisual Basicで書かれた大量メール送信ワームです。このワームが実行されると、Microsoft Outlookを使ってWindows のアドレス帳(WAB)に登録されている全メールアドレスに自分自身を送りつけようとします。このワームは有名な実行ファイル圧縮プログラムで圧縮されています。ワームのサイズは圧縮時は12KB、解凍時は約40KBです。

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●ウィルス感染チェック!

  • 最近届いたメールを見たら内容が空っぽだった。
  • 添付してあるファイルは、とりあえず何でも開いてみる。
  • メーラーがhtmlのメールを見られる設定にしてある。
  • IE5.01SP2/IE5.5SP2/IE6にしていない。
  • メーラーがOutlookだ。
  • ウィルス対策ソフトを使用していない。(又は古いもの・更新してないものを使用している。)
  • 最近パソコンの動作が遅く感じる。
  • インターネットの速度が急激に落ちたようだ。(又は急激に遅くなった気がする。)
  • 最近ダウンロード(又は共有ソフトでもらった)ソフトやファイルをウイルスチェックしないで使ってしまった。
  • パソコンを買った時のまま使いつづけ、インターネットやメールもしている。
  • 度々エラー画面が出るようになった。(又は、謎の模様が画面に出ている。)
以上の項目に一つでも思い当たる方は、ウィルスに感染する(している)可能性がとても高いので、一度ウィルスチェックをすることをお勧めいたします。
-ウィルス対策ソフトの体験版(シマンテック)はこちら-

※ ウィルスに感染してしまってどうしていいか分からない方やご自分では心配という方には、当社にてウイルス駆除・予防サービスをいたします。

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